誰でも一度は経験する『卒業』をテーマにアルバムを制作しました。
みなさんの心の琴線に少しでも触れれば嬉しいですね。
さらに卒業式でこのアルバムの中からお気に入りの卒業ソングを歌ってもらえるととても素敵だと思います。
もちろん一人でCDを聴きながら学生時代を想い出してもらってもかまいません。
アーティスト達が奏でる想いと過去・現在・未来に対する想いを重ね合わせながら楽しんでもらえればと思います。

それでは11人の歌い手さんからのコメントをご紹介します。



◆うちやえ ゆかさん

いつになってもずっと忘れられない人生の節目“卒業”。
それは夢と不安の始まり。そして、大切な人たちとの別れ。
大人になって、落ち込んだり道に迷ったりした時に
いつも見返す卒業アルバムには、たくさんの思い出が詰まっています。
時間や距離が遠く離れてもあの日の“僕”がいる変わらない心の故郷。
世の中に染まって変わってしまった自分と、
それでも変えられずに持ち続けている夢。
今、まだこうして明日を信じて行けるのはあの頃があったから。
大切な人たちにありがとう。思い出にありがとう。



◆大森真理子さん

何年経っても、遠く離れていっても、
一緒に過ごした大切な時間とこの街を決して忘れないでいて欲しい…

そして、大人になっても変わらないでいて欲しい…

そんな想いを込めて作りました。

卒業と共に旅立っていく大切な人への幸せを心から願い、贈る歌です。



◆片霧烈火さん

今回は「卒業」がテーマのアルバムということで、
そういやありそうであんまりなかったテーマだなあ…とか思いつつ。
そしてひとくちに言ってもいろいろ、そもそもナニから卒業するんだろう?と、
いろいろ妄想しながら歌詞を書きました。
ヒト、モノ、コトにまつわる具体的なことはあえて明確にせず、
みなさまのご想像にお任せしたいなあと思います。
ところでわたしは何度も携帯を失くしてはオロオロするような
うっかりさんから卒業したいです…orz ふひー



五條真由美さん

今回は「僕が大人になる日」という歌詞を書きました。
学生の頃(今も?)なかなか言い出せない気持ちを言えたら、
それは大人への階段を上る一歩になるんじゃないかなぁって気持ちで
書いてみました。
でも、なかなか・・・卒業するの難しいよね?(笑)



◆茶太さん

卒業と言うテーマで書かせていただきました。
なんとなく卒業式というと桜吹雪が頭にずっとあったので
そういう描写をいれられて満足しました。



◆真理絵さん

2010年です!皆さん!いかがお過ごしですか!
「月日の経つのは早い」とよく口にしますが
日本には四季があり、その移り変わりを目にする事で
余計に早く感じるのではないでしょうか?
最初は出会い、別れ、旅立ちの春・・・
「サクライルミネーション」は出発の曲。
学生時代、転校生が来て恋に発展、ありがちなドラマです。
自分にはこんなドラマはありませんでしたが(笑)
そんな学生生活にも卒業はやって来ます。
一時の別れの寂しさを経験しながらもまた次の恋を見つける・・・
街に浮かぶイルミネーションのようです。
そうやって明日の自分に出発する、
そんな意味で作詞をしました。
明日はもっとステキな自分に!!



◆Mintさん

お久しぶりです。mint です。

チェンバースさんから、又皆さんとお会い出来て本当に嬉しく思います。
今回皆さんにお届けする曲は、
“強く生きる事”を私なりに、伝えたく て書いてみました。

毎日ひとそれぞれの生活の中で、
迷い、不安、壁、どうやったら、上手 く行く?て自問自答していると思う。
気付くと自分のことばかりに、捕われちゃったり、
それは”人間”だし、自分を守るのは自分だし、
上手く言えないけれど、それって、当たり前の事なのかもしれない。

けれど、生きてく上で、大事な人を見つけたり、
一緒に頑張って行ける 人って必要だしそれを、
”そんな人欲しいな”って自分の欲だけで生きていたら
絶対誰も見つけられないってmintは思うんだよね。

解っていてはいても、なかなか、自分本位からは、抜け出せてなかったりね。

難しく考えなくていい、目の前の自分を変えてくだけで、
まわりの景色 も変わって行くそんな風景を感じながら、書いてみました。

そんな私からのメッセージ皆に届けられたらいいなって思います。



心を込めて歌いました。聴いてくださいね。


◆yuikoさん

歌い手のyuikoです。
今回の楽曲「a-tempo」は、
「自分の限界を勝手に決めてた過去の自分から卒業」をテーマにしています。
動けなくなったのは自分の無意識下の意思で、
だけどほんの少し勇気を出して前へ進もうよ、
というカンジで、誰しもが自分を過小評価しているんじゃないかな、と。
確かに前へ進む事が怖い事もあるけど、
時々立ち止まってもイイから少しだけ勇気を出して…
とほんのり背中押すようなイメージです。
yuiko自身がそういう事が多いので、自分への戒めも含めて、ですね。
周りと比べるんじゃなく、自分のペースで歩いて行きましょう!



◆yukanaさん

卒業って、なんか特別なことを指す言葉のような気がするのに…
卒業する機会って、意外と多い気がします。
それってなぜなんだろうっていうのがスタートです。
「卒業する」のか「卒業させられる」のか…。
今回は、既に何度かスタートを切り、何度か卒業式を経て、
なんとなく解決しないまま流されて慣れていく
自分自身にやっと気づいて疑問を感じる頃を描きたいと思って。
流されたって流れていけるのに、
他人からはわからない小さな小さな心の一歩を踏み出す瞬間がある。
この曲が、怯えるその瞬間に寄り添うことが出来ますように…。



癒月さん

こんにちは。
「明日に向かって」を歌わせて頂いた癒月です。
今回は「卒業」がテーマということだったのですが、
実は一つ前のコンピアルバム「雪降る歌3」でも卒業っぽい歌詞を書いたので
今回はどうしようかとだいぶ悩みました(笑)
でも、悩んだおかげで自分らしい歌詞が出来たと思います。
曲も素敵なバラードを作ってくださいました。
歌詞と合わせて是非聴いて下さい!



Ritaさん

皆さんこんにちは。Ritaです。
卒業がテーマのコンピレーションアルバムに参加させていただくことができ、
ありがとうございます。
今回も山下慎一狼さん&HIRさんの黄金タッグに楽曲をご提供いただきました。
春、別れの季節を迎える切なさとそれでも前へ向かって進もうという
明るさがないまぜになったミドルテンポながらしっかりリズムが刻んでくれて
心が暖まる温度でノれる曲になっていると思います。
HIRさんの曲はリズムがきちんとしているので
それを明確に歌っていくのがいつも課題ですけど、
そこに乗っかっていけたときの爽快感は本当に言葉で表せないのです!
皆さんにも気に入っていただける!と信じてお送りしております☆
どうぞよろしくお願いいたします。
この曲を歌ってくださる卒業式があったら最高です!!
©2010 Chambers Records.